ORICO M.2 NVMe エンクロージャ PCM2-GY レビュー[ベンチマーク、割引クーポン有り]

前に、NVMeのM.2 SSDで爆速外付けSSDを作るでレビューしましたがどうもMacで挙動が安定しなかったり速度面に不安があってスッキリしなかったのですが、今回、株式会社ORICO様より試供品を頂けるとのことで試してみました。

開封

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外装はフィルムにくるまれています。
色はシルバーとグレーから選べますが、グレーの方をチョイスしました。

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NVMeからUSBに変換するチップはおなじみのJMS583が使用されているようです。

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いざ、開封です。NVMe→USB変換のものはどうしてもNVMeの形に合わせられるためこのような横長の製品になってしまうっぽいです。

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iPhone XS との大きさ比較。コンパクトです。色はグレーですが、ちょっと青みがあるグレーとなっています。

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箱(本体)の下には付属品が格納されています。
マニュアル類、USB-A→USB-Cケーブル、USB-C→USB-Cケーブル、ドライバ、ビスです。
USB-A→USB-CケーブルとUSB-C→USB-Cケーブルが内包されてるのは最近のMacを持ってる方にも嬉しいです。

NVMe M.2 SSDの取り付け

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本体裏をスライドさせ蓋を開けます。
白い部分は伝熱性ゴムでNVMeから発熱する熱を効率的にケースに逃がすような設計になっているようです。
NVMeは発熱があるので、この点は非常によく考えられている商品だと思います。
NVMeを取り付ける逆側にも同じく伝熱性のゴムが取り付けられています。


本体にはビスが最初からついてないので、スライドさせるだけで開けることができます。
止めるビスは先ほどの内包されているビスを使います。
ここにNVMe の M.2 SSDを装着していきます。

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一度本体から基盤だけを取り出します。手で取れるくらい簡単に取れます。
NVMe の取り付けにはちょっとテクニックが必要ですが一度わかってしまえば楽に行なえます。
まず、この商品の付属スペーサ(金の金具)を本体とNVMeの間に差し込みます。

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その後、裏からビスで固定します。
これでNVMeの取り付けは完了です。

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NVMe SSD の取り付けが終わったら本体に格納し直します。
今回はテストで、CrucialのP1シリーズのNVMeを使用しています。

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本体のUSB-Cとは反対方向に小さいビスで固定します。
ちなみに右上にある小さい穴はLEDが見える穴となっています。

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このORICO、PCM2-GYはUSB-Cをデフォルトインターフェースとして使用しています。
Max10Gbpsとのことなので、速度面でも期待が持てます。

ではここからベンチマークを行っていきます。

ベンチマーク

取り付けの写真はCrucialのSSDですが、Crucial側のSSDの挙動が不安定なので、SiliconPowerのものに変更しました。

まずはCrystal DiskInfoで情報を取れるかチェックします。

orico_diskinfo.png

Crystal DiskInfoで問題なく情報が表示され、接続時の温度は31度です。
インターフェースはUASPとなっています。
基本的にM.2 SSDの動作環境は0−70℃が通常の挙動範囲らしいです。

Crystal DiskMark 6.0.2 でベンチマークをとってみます。

orico_usb-a_gen2.png

接続はUSB3.1 Gen2 で、シーケンシャルReadが983MB/s、シーケンシャルWriteが976MB/s 出ています。
おおよそですが、7.8Gbpsほど出ており、10Gbpsを謳う製品としては納得の行く速度となっています。

これは参考程度ですが、USB-C(3.1 Gen1)、またはUSB3.1 Gen1の場合は下記の様な速度になります。

orico_usb-c_gen1.png

USB 3.1 Gen1 は5GbpsがMAXのため、この程度しか出ません。
もしこの製品でこの程度の速度しか出ない場合は、USB3.1のGen1のポートに接続されていると思ったほうが良いです。

次に実際のファイルコピーのテストをしてみます。

事前条件として、ファイルコピー元はNVMeのマザーボード直結のM.2 SSD(PCI-E x2)
ファイルコピー先はこのORICO PCM2-GYです。

orico_filecopy.png

おおよそですが、速度は650MB/s〜700MB/sくらいで安定して超高速でファイルが転送されます。
10GBの複数ファイルをコピーしましたが、1分経たないくらいでコピーが終わりました。

ベンチマークやファイルコピーを行ったあとの温度をCrystalDiskInfoで確認してみます。

orico_diskinfo2.png

54℃まで上がってますがケースを触った感じだとそこまで熱くなく内部の伝熱性ゴムやケースで放熱されてるのかな、と思いました。

統括

以前購入した「アイティプロテックのAOK-M2NVME-U31G2」はMacに接続時に認識されないということがあって困ったことが多々有りましたが、
こちらのORICO PCM2-GYはMac接続時も問題なく認識され一発で使えるようになっています。
orico_pcm2-gy_12.jpg

通電すると上記のような青色LEDがつくのですがアイティプロテックの製品はつかなかったり、LEDが暗い青で認識しなかったりということが有りました。

また、この製品は放熱のことに関してもよく考えられていて、内部に伝熱性ゴムを使用していたり放熱を考えられた素材を使っていたりして、よくできている製品だと思います。

NVMeが余ってる方や、爆速の外付けSSDを作りたい方にはおすすめの商品です。

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※この記事は株式会社ORICO様提供のPCM2-GYを試用したレビュー記事となります。
株式会社ORICO様には深くお礼を申し上げます。



NVMeのSSDを使い爆速外付けSSDを作る

新しいNVMeのSSDエンクロージャを使いレビューしました。
新しい記事はこちらになります。


昨今、SSDの値段がかなり下がっていて、NVMeのSSDも比較的値下がりしています。

そこで、NVMeのSSDを外付けのUSBにNVMeを取り付け、USB3.1(またはThunderBolt)で接続して爆速の外付けSSDドライブを構築したいと思います。

今回購入した商品

N.ORANIE USB3.1 HDDケース NVMe PCIE HDD エンクロージャー M.2 - USB Type C 3.1 M キー SSD ハードディスクドライブケース 外付けモバイルボックス デスクトップPC用 ホワイト ¥3,980(Amazonにて)

Crucial SSD M.2 500GB P1シリーズ Type2280 PCIe3.0x4 NVMe 5年保証 CT500P1SSD8JP ¥8,917(Amazonにて)

Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル (50cm) 【PD対応 超高速 40Gbps 100W出力 USB2.0 / 3.0 / 3.1 対応】 ¥2,999(Amazonにて)

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到着した商品。

USBケースのエンクロージャにはUSB-C→USB-Aのケーブルしかついていないので、AnkerのThunderbolt対応のUSB-C→USB-Cのケーブルを別途購入。

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こちらがUSB-C→USB-CのAnkerのThunderbolt(USB3.1)のケーブル

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こちらがエンクロージャ。USB-C→USB-Aのケーブルとドライバー、テープ(放熱用?)が含まれてました。

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ビスを外して中身を取り出します。

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結構シンプルな基盤です。

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裏面にはコントローラのJMicronのチップがありました。

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こちらはCrucialの500GBのNVMe 2280のサイズになります。

usb_nvme_8.jpg

取り付けた図。結構簡単に取り付けられます。

蓋を締めてUSBケーブルを設定したら完成です。

まずはWindows機につなげてベンチマークを行います。

フォーマットされてないので、コンピュータの管理からGPTパーティションでフォーマットしておきます。

ベンチマーク

usb-atousb-c.png

あ然としました。

SATA接続のSSDとそんなに変わらない結果です。

これはこのエンクロージャのインターフェースがおそらくPCI-Eのx4ではなくx2で動作しているためだと思います。

このエンクロージャを買うときには要注意が必要です。

問い合わせた所「Jmicron JMS583を使用し、PCIeポートはPCIe Gen3×2仕様に準拠」とのことでした。

と記述したのですが、USB3.1 Gen1(Max 5Gbps) のポートで計測していたためこのような現象が起こったようです。

USB3.1 Gen2(Max 10Gbps) のポートに接続した所シーケンシャルは下記の結果になりました。

USB-A3.1Gen2.png

これなら満足です。

しかし、Mac(macOS 10.14.4)で認識しないという現象が起きたのでこちらも問い合わせてみたいとおもいます。

その後、結局アイティプロテックのAOK-M2NVME-U31G2を購入。

こちらのチップもJmicron JMS583を使用しているため同じ程度の速度だと思われますが

パッケージ化とWin+Mac両対応されているのでこちらを購入しました。

ベンチ結果はUSB3.1 Gen2の10Gbpsの壁でRead900MB/sくらいでしたがまぁ満足です。

これ以上になるとThunderbolt 3対応のケースを買わなければならないので余裕があったらしてみたいと思います。(ちなみにこの記事書いてる時点でケースのみで19,999円します)



USB温度計レビュー(Linuxで使用)

USB温度計! USB thermometer-528018

購入: Amazon.co.jpから
購入日: 2019年01月22日
購入時価格: 1,100円

LinuxでUSB経由で室温を図りたいがために購入しました。usbtemper_1.jpg

箱はまぁいかにも中国製という感じの箱。

usbtemper_2.jpg

裏にCDがついてますが、Windows用らしいので今回は使用しません。

usbtemper_3.jpg

本体は金属で覆われており、熱を拾いやすい...のかもしれません。

usbtemper_4.jpg

裏面には「TEMPer」と彫られています。

総評

以前同じような商品を買ったことがありましたが、そのときは普通にCのプログラムで動作したものの
今回は別なhidapiというものを経由してから別プログラムでないと動作しないことが判明しました。
Linux(CentOS7)で動作する手順は下記ブログにまとめてあります。

CentOS7上でUSB温度計で温度を記録してgrafanaでグラフ化する

結果として、Linuxでそれっぽい値が取れたので満足しています。
安価ですし実験用にもよいかと思います。

評価

★★★★☆

(5点中4点)