最近のiPhone(8以降)やiPadは急速充電に対応しています。
しかし、iPhoneやiPadについてくる付属のアダプタだと5V/2A程度で、10W程度しか出ていないことになります。
iPhoneに限っては最近はQi(チー)と呼ばれる無線でも充電できますが、7.5Wの充電速度となります。
そこで、せっかく急速充電ができるのに使わないともったいないってことで、今回は急速充電の環境を整えてみたいと思います。
2019/08/03現在では急速充電するにはUSB-CのPD(PowerDelivery)ポート付きの充電器とUSB-CとLightning(3A対応)のケーブルが必要になります。
今回用意した商品はこちら。
ケーブル

3Aに対応したAmazonで見つけたUGREENというメーカのUSB-C→Lightningケーブル。

裏のスペックを見ると3A(MAX)となってます。
もちろん、MFi(Made for iPhone)をとっているものとなります。
長さは1mとなります。
こちらのケーブルは1,298円
充電器
充電器は安定のAnkerをチョイス。

はどうぇ管理人が好きなメーカの一つのAnkerです。

商品名は「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery (60W 5ポート USB-A & USB-C 急速充電器)【PSE認証済/PowerIQ搭載/PD対応】 MacBook/iPhone/iPad/Android 各種他対応 (ホワイト)」
USB-C(PD)が1ポート、USB-Aが4ポートで合計5ポートついています。

一番上がPDポート(USB-C)で、その下は普通のUSB-Aの形となっています。
商品の質はしっかりしていて前面部分はアルミとなっているようです。
コンセントに直接刺すタイプではなく、ACケーブルが有りその先に本体に接続する形になっています。

裏のスペック表です。
写真が小さくて見にくいですが、PD出力は5V/3A、9V/3A、15V/2A、20V/1.5Aとなっており30W程度まで見込めます。
USB-Aの方はAnker独自のPowerIQ機能付きで5V/6A(各ポートは最大2.4A)となっています。
PowerIQはその機器にあったV/Aで給電してくれる機能となっています。
ちなみに、このAnkerの商品のPDポートは13インチのMacBook / MacBook Proであれば給電にも使えます。
15インチは試してないのでわかりません。
こちらの商品は3,999円でした。
次回は充電が0%になっているiPad mini(5世代)が何時間でフル充電(100%)になるかを実験したいと思います。
belkin Apple Watch 充電スタンド 38/42mm対応 Apple Watch Series3/2/1互換 ナイトスタンドモード付 [国内正規品] F8J218BT-A
購入: Amazon.co.jpから
購入日: 2019年07月24日
購入時価格: 1,428円
はどうぇ管理人はAppleWatch Series4を持っていますが、以前にiPhoneと一緒に置ける金属製のスタンドを持っていました。
しかし、実際使ってみるとAppleWatchの充電部分は使用するものの、iPhoneを置くところは殆ど使わないということがわかったのでAppleWatch専用のスタンドを探してました。
今回、目に止まったのはbelkin製「belkin Apple Watch 充電スタンド 38/42mm対応 Apple Watch Series3/2/1互換 ナイトスタンドモード付 [国内正規品] F8J218BT-A」です。

for AppleWatch1/2/3と書いていますが、4も同じ形、同じ充電器なので使えます。

箱はおしゃれな感じの本みたいな開け方ができる物となっていました。

大きさのiPhoneXSとの比較はこれくらい。ドーナッツ型です。
なお、金属製ではなくTPUという樹脂?のようなプラスティックをちょっと柔らかくした感じの素材です。

充電部分を立ててみました。
持ち運ぶときはここを畳めるので持ち運びにも便利だとは思います。
また、ケーブルを円形の部分の内部に巻いて格納できるようになっています。

純正のAppleWatch充電器を付けてみました。
この商品にはAppleWatchの充電器はついていないので、はどうぇ管理人はAppleWatchを買ったときについていたオフィシャルの充電器を付けています。
充電器をセットするときはちょっと硬かったですが、ケーブルのあまりは内部に格納でき、かなりスッキリさせることができます。
充電器部分を立てるとAppleWatchは充電時横に置くことになるので、横型のナイトスタンドモードになります。
また、充電器部分をたたむと縦型のナイトスタンドモードになります。
素材がTPUなのでAppleWatch自体にも傷がつくことがなく安心して使えます。
AppleWatch専用のスタンドをお探しの方にはなかなかおすすめの商品です。
総評
belkinは主にサプライメーカーで高級なイメージがありますが、この商品はお手軽な価格で買うことができます。
素材がちょっと安っぽいですが、AppleWatchに傷がつかないということを考えると納得できます。
また、ケーブルを内部に格納できるので旅行時にも便利だと思います。
もちろん、家でスタンドとして使っても全く問題ないと思います。
あえて言うならケーブルを格納する部分がちょっとガタガタするというかピッタリハマってない感じがあり、そこがちょっと残念な部分です。
前方からはケーブルが見えないのでスマートに見えます。
AppleWatchのスタンドは金属製のものもありますがなかなかサイズ感がわからなかったりするのですが、この商品はちょうどドーナッツくらいの大きさで扱いやすいです。
AppleWatch 1/2/3対応ですが、充電器の形が同じなので4でも問題なく使えます。
ケーブルは入っていないので注意が必要です。
評価
★★★★☆
(5点中4点)
ラトックシステム REX-BTWATTCH1
購入: Amazon.co.jpから
購入日: 2018年01月19日
購入時価格: 6,471円
Bluetoothで消費電力を確認できる、ラトックシステムの「REX-BTWATTCH1」を購入してみました。

箱、表

箱、裏

本体。

裏面。最大使用電流は15Aとなっています。
iOS/Androidではスマホからチェック可能、
PCではWindowsがラトックシステムからソフトウェアが公開されていてそちらから確認できますが
今回の使用用途は、LinuxからBluetooth通信をして消費電力のグラフ化をしたいという目的のため購入しました。
Linuxから使う手順などは別ブログにまとめます。
実際に試行錯誤した後、通信できてログを取得している画面が下記のスクリーンショットとなります。

総評
結論から言うと、Bluetoothの通信がLinux <==> REX-BTWATTCH1 間で通信は出来ましたが、かなり不安定といった印象を受けました。
もともとiOS/Android/WinPC向けの製品のためこの点は覚悟していましたがなんとかやりくりして正常動作しています。
RaspberryPiで通信してグラフ化したりしている人もいてなかなかおもしろい製品だと思いました。
Bluetoothで計測できるワットチェッカーがAmazonで購入できるのがこれしか無いので致し方ないといった感じです。
評価
★★★☆☆
(5点中3点)
LENTION USB-C Portable Card Reader
購入: Amazon.co.jpから
購入日: 2017年08月16日
購入時価格: 1,099円
以前購入したUSB-A、USB-C対応のSDカードリーダーが非常に低速で不満があったので新しく探したものを買ってみました。
LENTIONという会社のUSB-C専用のSD/MicroSDカードリーダです。

箱は控えめな大きさ。

説明書は入っておらず、カード、ストラップ、本体が入っていました。

MacBook Proに取り付けてみましたが、他のポートと干渉しません。

ベンチ結果です。
時間の都合上シーケンシャルしか計っていませんが、以前のものに比べるとReadが約3倍の速度が出ています。
総評
「UHS-Iの最大速度をサポート」と書かれていたので、購入してみました。
ReadはSDカード(SanDisk Extreme Pro 95MB/s)の最大値は出ませんでしたが、この値段でこの速度なら合格点です。
アクセスランプもあるのが読み書きしているのがわかるので良い点です。
ただ、やはりプラスチック製なのでちょっと安っぽさが目立ちますが、ストラップもついており、携帯には便利だと思います。
評価
★★★★★
(5点中5点)
GIKERSY USB-A USB Type-C Card Reader(Amazon商品名: カード リーダ 多機能 Micro SD Micro OTG二つポット カード リーダ 高速Micro USB&OTG/USB-A/USB-C/TYPE-C&USB 3.0 カード リーダ(対応機種:Android携帯/パソコン/カメラなど)(シルバー))
購入: Amazon.co.jpから
購入日: 2017年08月15日
購入時価格: 1,099円
持ち歩きようにUSB-C対応のSDカードリーダーを探していて目に止まったのがこの商品。

箱はかなり小さいです。

本体とUser Manualという簡易構成。(マニュアルの言語は英語と中国語)

横にSDカード及びMicroSDカードが入る部分があります。

USB-C側の端子。

USB-A側の端子。隙間からUSB-MicroBへの変換があります。

MicroBへの変換プラグを出すには○印の中の矢印部分を爪で引っ掛けて外側にスライドさせます。

MacBook Proに取り付けてみた感じです。
見事にポートが干渉して隣のポートが使用できなくなっています。
また、ステレオプラグも使えなくなっています。(USB-Cはリバーシブルなので逆に挿せば一応は使えます)

今回ベンチマークに使う32GBのSanDisk Extreme Pro。Readが最高95MB/sという速度です。

ベンチ結果。
唖然としました。USB3で接続してるのにこの遅さ。どう見てもこのアダプタが悪いです。
総評
USB-Cでのカードリーダは今はあまり多くなく、選択肢もありません。
その中で見つけたこの商品。
同じような形で似たような価格帯でAmazonで販売されています。
USB-A及びUSB-MicroB、USB-Cに対応していてMicroSD及びSDカードを読み書きすることができます。
しかしベンチ結果が非常に悪く、読み書きだけできればいいかな言った人向けです。
デジカメのRAW撮影などをして頻繁に読み書きする方や、動画を高速で転送したいという方には向いていません。
また、USB-Cハブなどを使わないとポート干渉が起こるのでたくさん接続する人には不向きです。
評価
★☆☆☆☆
(5点中1点)